不妊治療

当院の不妊手術

「不妊手術って必ず受けないといけないの?」
長寿化にともない不妊手術を実施していないワンちゃんやネコちゃんには、深刻な事態が発生します。
特に、子宮蓄膿症などは、手術時期を逸すると全身状況の悪化にともない、手術を実施しても効果の望めない症例もあります。
長寿化にともない女性ホルモン・男性ホルモンがマイナスの働きをしてしまいます。
当院では高齢、あるいは発症してからの手術より、若く健康であるときに不妊手術を実施することにより、リスクを最小限に抑えられると考えております。

メリット・デメリット

不妊治療
メリット
◎ 望まない妊娠が避けられるので、不幸なワンちゃん・ネコちゃんを減らすことができる。
◎ ホルモン異常に関する病気を予防することができる。
・ 男の子:精巣腫瘍、前立腺疾患、会陰ヘルニア、肛門周囲腺腫 等
・ 女の子:子宮蓄膿症、卵巣腫瘍、乳腺腫瘍 等
◎ 発情期のイライラ、性的欲求によるイライラから開放される。
◎ 発情期のお散歩や遊びなどに制限を与えなくて済む。
◎ 発情に関連した困った行動が軽減される。
◎ 他のワンちゃん・ネコちゃんに対する攻撃性が軽減される。

デメリット
× 繁殖をさせたくなってもできない。
× 太りやすくなる可能性がある。
× 麻酔や手術の際に事故に繋がる可能性がある。

大倉山動物病院の不妊手術と注意点

■麻酔について
はじめての麻酔が不妊手術というオーナー様が大部分かと思われます。
麻酔は予期せぬアクシデントというリスクがあります。
当院では麻酔事故ゼロをめざして、スタッフが日夜研鑽を積んでおります。
■先制鎮痛法について
手術前、手術後に鎮痛処置を実施致しております。
物言わぬ動物に対して最善の処置を実施させて頂きます。
生体反応がない、シーリングシステムを使用しています。
■縫合糸について
PDSという生体反応の一番少ない縫合糸を使用させて頂いております。
■創口の保護について
エリザベスカラーの装着をお願いしております。エリザベスカラーをお貸し致します。
ボディスーツという選択肢もあります。

ワンちゃんの不妊手術(去勢手術・避妊手術)について

去勢手術・避妊手術について

●お預かりの際にはノミ予防のため、スポットオンの使用を致します。
予防済みの場合は、お預けの際にお申し出ください。但し、動物病院処方の薬剤以外の場合は、当院の判断で実施させて頂きます。
●入院が延長の際は別途料金がかかります。
●去勢手術の場合は手術当日に退院することも可能です。
●入院の際には、必ず爪を切らせて頂きます。
●メスの場合はすでに妊娠している場合があります。傷口が大きくなった場合や体力の消耗が激しい場合は入院が延びる可能性があります。
●スプレー等が始まっているオスでは去勢手術で解決できない場合もございます。
●手術日は前もって電話等でご予約して下さい。
●手術前日の夕食は21時までにお済ませ下さい。
●手術当日は、午前10時までに、何も食べさせずにご来院下さい。

大倉山動物病院で避妊手術・去勢手術を受けられた飼い主様へ

大倉山動物病院では、先制鎮痛法を採用した痛みをブロックする避妊手術・去勢手術を実施致しました。
不妊治療
女の子(避妊手術)の場合

●子宮と卵巣を取り除く手術です。
●10日から2週間後に抜糸が必要です。
●傷口を気にする場合にはエリザベスカラーをお貸し致します。
●傷口の皮下に水がたまる場合があります。
●傷口が盛り上がったように見える場合がありますが、1ヵ月程度で目立たなくなります。
●特にネコちゃんは、稀に避妊手術後も発情が見られる場合があります。発情が頻繁になる場合は、ご相談下さい。再手術を無料にて行います。
●避妊手術・去勢手術の後は、代謝が減少し、太りやすくなる傾向があります。フード等に工夫をしてあげましょう。
●シャンプーは抜糸後になります。
不妊治療
男の子(去勢手術)の場合

●ネコちゃん:抜糸は不要です。陰睾の場合は抜糸が必要なこともあります。
●ワンちゃん:抜糸が必要です。10日から2週間後に抜糸が必要です。陰睾の場合は傷口が2ヵ所になる場合があります。
●傷口を気にする場合はエリザベスカラーをお貸し致します。
●オス特有の困った行動は去勢手術後も継続する場合があります。
●避妊手術・去勢手術の後は、代謝が減少し、太りやすくなる傾向があります。フード等に工夫をしてあげましょう。
●シャンプーは抜糸後になります。

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診療時間

日・祝
9:00-12:00
16:00-19:00
15:00-18:00